ドライタイプのキャットフードをあげる時に気をつけること
猫の食事は、昔は人間の残したものを分ける傾向にありました。
しかし、実は猫の場合多くの炭水化物を消化できるわけではなく、白米は胃に負担であることがわかってきました。
そのため、現在では市販されているキャットフードを与えることが主流です。
今主流のキャットフードは「ウェットタイプ」と呼ばれているもので、食べやすいように水分を豊富に含んだものです。
猫は猫舌、という言葉があるように熱いものを食べるのは苦手ですので、水分も冷たいままでOKです。
近年猫用にも「ドライタイプ」が販売されるようになり、腹持ちの良さや保存の良さから人気を獲得しています。
しかしドライタイプは本来の猫の性質を考えると、与える際には注意も必要です。
注意点は大きく分けて2つあります。
まず1つ目はドライタイプのキャットフードは固いので、猫が食べにくいという点です。
猫はゆっくり咀嚼して飲み込む食べ方をします。
しかし子猫や歯が弱くなる老齢猫の場合、噛みきれないまま飲み込んでしまう場合があります。
すると命に関わる事態になってしまう可能性があるので、食べるのが辛そうな猫には人間が砕いて与えるなど配慮しましょう。
もう1つは水分不足です。
ドライタイプはのどが渇きやすいので、水分をきちんと与えましょう。
【参考文献】
https://www.osscensus.org/risk.html